アメリカ・カナダ

　アメリカやカナダの短大では、コミュニティーカレッジと呼ばれる州立の短大と私立の短大があります。州立の短大は、4年制の大学へ編入するコースと、あらゆる専門技術が取得できる職業訓練コースとに分かれています。大学編入コースでは、主に一般教養を学び短大の準学士を取得した後、自分の専攻したい分野が学べる4年制大学の3年次に編入することが可能です。職業訓練コースでは、1年間でサーティフィケートという資格を取得するコースや、2年間でディプロマ又は専門技術および一般教養を学び準学士を取得するコースがあります。私立の短大は、数は少ないものの4年制大学で2年生までの単位を取得すると準学士が取得できる大学や、一般教養および専門課程を学び、準学士号が取得できる2年制の短大があります。州立の短大と比べると、少人数制で学費は高いのが特徴です。また、TOEFLは、大学入学と同じスコアが要求されます。